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環境事業

ヤシネット

天然のヤシ繊維を絡ませながらネット状にした植物性繊維ネットです。保温・保湿効果があり降雨による浸食や土砂の流出を防止します。

ヤシネットは、道路、河川等の斜面の崩落を防ぎ、法面の保護と緑化目的で開発され、本来処分されるヤシガラを利用しています。
天然ヤシ繊維を使用した植裁工資材で、土壌の充填・保持を促進し、河川の自然生態系復元に貢献します。河川の水際・ワンド(河川沿いにある潅水域 水たまり)・法面等の、「自然に優しい」侵食防止工資材として多自然河岸の形成に大きな役割を果たします。



原反巾 1.02m
原反長 受入基準 10.15m
現地製造基準 10.60m
原糸打ち込み本数 タテ糸 : 72本
ヨコ糸 : 18本 / 10インチ以上
使用原糸 タテ糸 : Ф3mmヤーン(ココナッツ繊維製)
ヨコ糸 : Ф4mmヤーン(ココナッツ繊維製)
原反重量 4.9〜5.8kg / 枚
織り方:平織り [末端処理]




※末端処理は、解りやすいよう色紐を使用。通常はココナッツ繊維製ヤーンを使用。


特徴
  @ヤシネットは柔軟性が高く、起伏の激しい斜面でも地面に密着し、植物の根系が確実に活着します。
  A天然素材を用いているので、最終的には土に還る。
  B非常に軽量であるため施工性が良い。
  C他種の侵入・発芽を効果的に抑制し、早期に目的の植物群落を安定した生育が可能です。


 ■ 施行方法

法面の雑草木、浮土砂、浮石などを除去し、マットが密着するよう清掃を行う。
用途に応じたサイズで作られたヤシネットを法面にアンカーピンで固定していく。

途中経過

数週間後に雑草が生えて法面を保護する。